【グレイカラーの色幅を広げる】ネイチャーディープカラーとコントロールカラーのMIX術
ネイチャーディープカラーはアルカリを従来から40%カット(当社比)し、ダメージ・刺激・ニオイを抑え、低アルカリでも深く艶やかに染まるグレイカラー。
定番の『ナチュラルブラウン』、赤味を抑えた程よい透明感の『グレージュブラウン』、やわらかで明るさのある『ベージュブラウン』の3つの厳選ラインナップでグレイカラーニーズの8割に応え、サロンの在庫を抑えることが可能です。
しかし、お客さまによっては色幅が必要な時もありますよね。そんな時に便利なのがコントロールカラーの“トリートメントティント”。グレイカラー色幅対応のMIX方法と事例をご紹介します!
ネイチャーディープカラーについて詳しくはコチラ
トリートメントティントについて詳しくはコチラ
INDEX
- “ネイチャーディープカラー”と“コントロールカラー”を5:1でMIX
- グレージュブラウンを使った寒色系ブラウンレシピ
- グレージュブラウン+トリートメントティントBlueのモデル事例
- ナチュラルブラウンを使った暖色系ブラウンレシピ
- ナチュラルブラウン+トリートメントティントOrangeのモデル事例
“ネイチャーディープカラー”と“コントロールカラー”を5:1でMIX
ネイチャーディープカラーにトリートメントティント(コントロールカラー)を5:1でミックスすると、白髪への染まりの影響も少なく、色味も感じるレシピが可能です。
希望の色味によって、ベースの色味は変えてください。
赤味の少ない色味であれば『グレージュブラウン』
赤味を足す色味であれば『ナチュラルブラウン』
中間の色味であれば『ベージュブラウン』
をベースにトリートメントティントを組み合わせていただくことで、希望の色味に調整しやすくなります。
5:1以上のMIX比率も可能ですが、白髪の染まりに影響してきますので、既染部中心でアレンジしてください。
グレージュブラウンを使った寒色系ブラウンレシピ
グレージュブラウンは、増えてきた白髪をしっかりカバーし、大人の肌でもくすまないよう赤味を抑えつつも、程よく透明感を感じる色味に設定しています。
グレージュブラウンをベースにトリートメントティントのBlueやGray、Greenをミックスすると、寒色の色味が映えるレシピが可能です。
グレージュブラウン寒色系レシピチャート
トリートメントティントBlueとのミックス
白髪も染まりながら、アッシュ系のクールな仕上がりに。
トリートメントティントGrayとのミックス
白髪も染まりながら、くすみ感のあるグレイッシュな仕上がりに。
トリートメントティントGreenとのミックス
白髪も染まりながら、赤味をぐっと抑えたマットな仕上がりに。
グレージュブラウン+トリートメントティントBlueのモデル事例
グレージュブラウンとトリートメントティントBlue5:1のMIX事例です。
白髪の染まりもキープしながら、アッシュ感を感じる仕上がりになっています。
ナチュラルブラウンを使った暖色系ブラウンレシピ
日本人のメラニンの色味を忠実に再現したナチュラルブラウンは、地毛になじむ自然で深みのあるブラウンで自然な仕上がりでしっかり染まります。
ナチュラルブラウンをベースにトリートメントティントのYellowやOrange、Redをミックスすると、ツヤ感や華やかさが加わった、暖色系ブラウンレシピが可能です。
トリートメントティントYellowとのミックス
白髪も染まりながら、ゴールド系の明るい仕上がりに。
トリートメントティントOrangeとのミックス
白髪も染まりながら、高彩度なOrangeでをプラスしたツヤのある仕上がりに
トリートメントティントRedとのミックス
白髪も染まりながら、深い赤が加わった華やかな仕上がりに
ナチュラルブラウン+トリートメントティントOrangeのモデル事例
ナチュラルブラウンとトリートメントティントOrange5:1のMIX事例です。
白髪の染まりもキープしながら、ツヤのある仕上がりになっています。
Before:新生部 白髪率30%、既染部 10Lv
全体:D-NB9:Orange=5:1(2剤6%)