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【染まり・色味】NODIAグレイカラー活用 完全マニュアル

塩基性・HC染料を使用したノンジアミンタイプのトリートメントカラーNODIA(ノジア)。

  • トリートメント感覚で白髪が染められる
  • 自然な色味で染まる
  • 頭皮が染まらない

とアルカリカラーやヘアマニキュアとは違うメリットがあり、ジアミンアレルギーの方だけでなく、白髪が気になるけどダメージをさせたくない、自然に染めたい方にもオススメのカラーです。

『ダークブラック』『ダークブラウン』、そして『ブラック』『ブラウン』の他にファッションカラー用にラインナップしている『ベージュ』と併せ、グレイカラー色味活用や、染まりを高めるポイントを総まとめ!

すでにご活用いただいているサロンさまも、これからご活用いただくサロンさまも気になるポイントをぜひチェックしてください!

INDEX

NODIAの使い方(白髪の染まりを高めるポイント)

NODIAは塩基性・HC染料を使用したカラーですので、アルカリカラーとは使用方法は異なります。染まりを高めるためにも下記のポイントに沿って施術ください。

  • ドライ塗布
  • 必ずサポートクリームを使用(カラーベース:サポートクリーム=10:1で混合)
  • 通常のヘアカラーの塗布よりもスライスを薄めに(5㎜程度)
  • 通常カラーよりも、少し多めに塗布 (通常カラーの1剤+2剤量の1.1倍が目安)
  • 放置時間は加温20分+自然10分(加温無しの場合は30分+10~15分と長く放置)
  • 白髪の多い箇所や染まりムラになりそうな場合は部分的にカラーアシストウォーターを使用

カラーアシストウォーターの特長と使用方法

カラーアシストウォーターは白髪が多い箇所などに使用する専用濃染処理液。微還元力があり、塩基性染料の定着を高めます。(パーマが落ちる・かかるなどの影響はありません。)

ご使用いただくと0.5Lv程度濃く染まります。

カラーアシストウォーターはカラーベースを塗布する前に使用します。付属のポンプフォーマーに入れて泡状でご使用いただくことで、狙った場所のみに塗布しやすく、お顔に薬剤が垂れにくく使用できます。

白髪が多い箇所や染まりムラを避けたい箇所に直接泡を塗布し(部分的に細かく塗布したい場合はハケやコームを使用)、軽くもみ込んで、ドライします。

使用方法のポイントを説明した動画はコチラ

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色味の選択方法(色の特長やMix方法)

単色の色味と特長

ダークブラウン:赤味を抑えた濃いブラウンで深みのある色味
濃さはマニキュアのダークブラウン程度、アルカリカラーの5レベル程度
☑自然な色味で深く染めたい方に
☑ツヤを求める大人女性に

ダークブラック:赤味のない無彩色で濃い黒に近い色味
濃さはマニキュアのダークブラウン程度、アルカリカラーの5レベル程度
☑赤味が少ない色味で深く染めたい方に
☑男性などクールな印象を求める方に

ブラウン:赤味を抑えた自然なブラウンでツヤのある色味
濃さはマニキュアのミディアムブラウン程度、アルカリカラーの6レベル程度
☑自然な柔らかい印象を求める方に
☑ツヤを求める大人女性に

ブラック:赤味の無い濃いグレーのような落ち着いた色味
濃さはマニキュアのミディアムブラウン程度、アルカリカラーの6レベル程度
☑褪色後も赤味を出したくない方に
☑男性などクールな印象を求める方に


※染め上がりの色は地毛の色により多少異なることがございます。

ブラウンとブラックをミックスしたら?

ブラックを混ぜることで、より赤みを抑えたブラウン系に調整できます。特に褪色時の赤味を避けたい場合はブラックを少し加えていただくと効果的です。


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染まりや褪色の事例

ダークブラウン、ダークブラックの事例

ダークブラウン単色【モデル:50代女性】

【施術】カラーベース:サポートクリーム=10:1 加温20分+自然10分

■白髪率70% 新生部2㎝

ダークブラウン単色【モデル:60代女性】

【施術】カラーベース:サポートクリーム=10:1 加温20分+自然10分
※カラーアシストウォーター使用

■白髪率80~90% 新生部4㎝

ダークブラック単色【モデル:50代男性】

【施術】カラーベース:サポートクリーム=10:1 加温20分+自然10分

■白髪率80% 新生部3㎝

ダークブラック単色【モデル:60代女性】

【施術】カラーベース:サポートクリーム=10:1 加温20分+自然10分
※リタッチのみ ※カラーアシストウォーター使用

■白髪率50~70% 新生部1.5㎝

Mix【ダークブラウン:ダークブラック=1:1】

【施術】カラーベース:サポートクリーム=10:1 加温20分+自然10分
新生部 ダークブラウン:ダークブラック=1:1 加温20分
既染部 ブラック単品 自然10分
※カラーアシストウォーター使用

■白髪率 全体50%、顔回り60~70% 新生部3㎝

ブラウン・ブラックの事例

ブラウン単色【モデル:60代男性】

【施術】カラーベース:サポートクリーム=10:1 加温20分+自然10分

■フロント 白髪率70%〜50% バック 白髪率30% すべて新生部

1か月後の褪色の様子

ブラウン単色【モデル:60代女性】

【施術】カラーベース:サポートクリーム=10:1 加温20分+自然10分

■フロント 白髪率70%〜50% バック 白髪率30% すべて新生部

ブラウン単色【モデル:50代女性】

【施術】カラーベース:サポートクリーム=10:1 加温20分+自然10分

■フロント 白髪率70%〜50% バック 白髪率30% すべて新生部

ブラック単色【モデル:40代男性】

【施術】カラーベース:サポートクリーム=10:1 加温20分+自然10分

■フロント 白髪率70%〜50% バック 白髪率30% すべて新生部

ブラック単色【モデル:50代男性】

【施術】カラーベース:サポートクリーム=10:1 加温20分+自然10分

■フロント 白髪率70%〜50% バック 白髪率30% すべて新生部

MIX【ブラウン:ブラック=1:2】

【施術】カラーベース:サポートクリーム=10:1 加温20分+自然10分

■白髪率80% すべて新生部

色味を広げる方法

ブラウンとベージュのMix

ブラウンとベージュをMixすることで色味を明るくすることができます。

色味が明るくなる分、白髪への染まりは薄くなります。また黒髪の部分は明るくなりません。

  • 色素が薄い方、白髪率が高い方、アルカリカラー履歴で髪が明るくなっている方・・・地毛の明るさを活かした仕上がりに
  • 白髪率が低く、黒髪が多い方・・・白髪に明るめの色味が入り、黒髪はそのままの色味。黒髪と白髪の色は差があるが、全体が少し明るくなった印象になる

白髪ぼかしとしてブラウン:ベージュ=1:1程度が推奨で、それ以上ベージュの比率を高くする場合は既染部への使用がオススメです。

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既染部のベージュ使用事例

新生部⇒ブラウン:ブラック=4:1、既染部⇒ベージュ

前回もNODIAを使用。新生部は前回と同じく、ブラウンに少しブラックを混ぜて使用。既染部にはベージュで軽さの残る印象に。

新生部⇒ブラウン:ブラック=1:1、既染部⇒ベージュ

前回NODIAのトーンアップレシピで染めたお客さま。新生部はブラックとブラウンを同量でミックスして伸びてきた白髪をしっかり染め、既染部はベージュで透明感を出しつつ、トーンダウン。

NODIAのトーンアップレシピ(会員サロンさま限定公開)

現場のサロンさまでは、トーンアップで明るい白髪染めに対応されている事例があります。

【ノジア・お問合せの多いご質問】ノンジアミンタイプのカラーで「明るい白髪染め」はできますか?

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色味を広げる

3原色などのカラーベースを組み合わせると色味の幅が広がります。3:1でしっかり発色しますが、白髪の染まりを優先するには5:1がオススメです。

◆ブラウンとカラーベースとのミックス◆

レッドやブルーをMixした時の使用事例

MIX【ブラウン:レッド=3:1】

【施術】カラーベース:サポートクリーム=10:1 加温20分+自然10分

■白髪率30% すべて新生部

赤味を足したツヤのあるレッドブラウン

MIX【ブラウン:ブルー=3:1】

【施術】カラーベース:サポートクリーム=10:1 加温20分+自然10分

■白髪率40% 新生部3㎝
寒色系ブラウンの場合は染まりが甘くなるので、しっかり染めたい新生部 は カラーベース(ブラウン)単品を使用。

赤味を抑えたクールなアッシュブラウン

NODIAご使用上の注意点

アレルギー対策はしっかりと

NODIAはジアミンなどの酸化染料は不使用ですが、すべてのアレルギーに対応しているわけではありません。

ご使用の際には必ず皮膚アレルギー試験(パッチテスト)を行ってください。

※皮膚アレルギー試験(パッチテスト)について詳しくは「日本ヘアカラー工業会」のホームページをご覧ください。

※アレルギーリスクを避けるには、カラーカップ、カラーコーム、イヤーキャップ、マドラー、クロス類、シャンプー台の枕など道具や小物にも注意が必要です。ジアミンを含む他のヘアカラーで使用した物とは分けてご使用ください。

※パッチテスト前にお客さまの当日の体調や、これまでヘアカラーを行った際の症状をカウンセリングすることも大切です。

染めてから洗髪5回程度は色流れに注意

NODIAで染めた後は、数日は色流れにご注意いただく必要があります。

ご注意いただく期間は、シャンプーの泡に色がついている期間です。(洗髪5回程度が目安です。)
それまでの間は以下の点にご注意いただくことをお客さまにお伝えください!
・シャンプー後は必ず完全に髪を乾かす
・白い枕カバー・タオル・色移りしやすい服装を避ける

お客さまにお伝えるするためのリーフレットがございますので、ご活用ください。

染まりと色持ちについて

NODIAは通常のアルカリタイプのヘアカラーと比べると染まりや色持ちは劣り、1ヶ月程度で徐々に色が薄くなってきます。

色持ちの対策としてカラーベースのチューブタイプをご自宅でカラートリートメントとしてご使用いただく方法をオススメいたします。

ご自宅ではサポートクリームはご使用いただけませんので、しっかりは染まりませんが、褪色した色味を補充したり、新生部との境目をぼかすこともできますので、次回ご来店までのつなぎ役としてオススメください。

【美容師がオススメできるカラートリートメント】ホームケアのご紹介で染まりの美しさが持続

ご紹介した染まりを高めるポイントをご確認いただき、お客さまのご要望に合わせてグレイカラーを楽しんでいただく新しい手段としてぜひNODIAをご活用ください!

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