【ブリーチ・カラー・パーマをダメージケアメニューに】進化系トリートメントを徹底解説!
近年サロントリートメントは大きく進化し、「酸熱系」や「プレックス系」など、新しいアプローチのトリートメントが登場しています。
「プレックス系トリートメント」は、ブリーチ・カラー・パーマの施術工程に組み合わせて使用することで、高い補修レベルが得られ、
メニュートリートメントよりも簡単で、処理剤よりも効果が期待できることで注目されています。
ムーランエムーランからも2020年11月2日にプレックス系トリートメントにあたる“トリートメントKPX”が発売!
これまでのプレックス系トリートメントのデメリットも解消した商品ですので、ぜひご検討ください!
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INDEX
- ブリーチ・カラー・パーマの施術内でダメージを補修
- トリートメントはどんどん進化しています
- 髪のダメージを内部の骨組みから補修する第5世代トリートメント
- “トリートメントKPX”はプレックス系のデメリットを解消!
- “トリートメントKPX”の仕上がり事例
ブリーチ・カラー・パーマの施術内でダメージを補修
プレックス系トリートメントはブリーチ・カラー・ストレートやウェーブパーマの施術工程に組み合わせて使用し、髪の骨組みとなる内部の結合からダメージを補修。追加時間なしで高い補修レベルが得られます。
“トリートメントKPX”は、これまでのプレックス系トリートメントのデメリットである硬さやきしみ感を解消。ダメージをしっかり補修して、手触りや指通りよく仕上がります。
トリートメントはどんどん進化しています
指通りを良くする基本のトリートメントから、ダメージそのものを補修する機能へと進化しています。
<第1世代>指通りをよくするトリートメント(1960年頃~)
現代も良く使われているトリートメントの基本系。
カチオン系界面活性剤という成分を使用し、髪の毛同士の摩擦を抑えて指通りを良くします。
<第2世代>手触りとツヤが向上したシリコーン系トリートメント(1980年頃~)
サラサラの手触りとツヤ感を求め、ゴワつく髪の表面をシリコーンでしっかりコーティングしたトリートメントが急成長。
手触りだけでなく、外的ダメージからも髪を保護します。
<第3世代>髪の内部成分に着目した処理剤系トリートメント(1990年頃~)
カラーやパーマブームで、髪のダメージが深刻化してきた時代に登場。
髪の内側に着目し、ダメージで流出した毛髪の内部成分PPTなどを補充します。
<第4世代>複数のSTEPで定着を高めるシステムトリートメント(2000年頃~)
内部成分の補充からコーティングまで、じっくり丁寧に行うのがシステムトリートメント。
スチームや熱の力やタッピング技術を使うなど、複数のSTEPを時間をかけてじっくりと行い、トリートメント成分を内~外側まで定着させます。
髪のダメージを内部の骨組みから補修する第5世代トリートメント
第4世代までのトリートメントでは髪の内部のダメージホールを埋め、外側をコーティングして閉じ込めるというアプローチでした。
近年登場したグリオキシル酸やジカルボン酸などを含む第5世代トリートメントはダメージによって切れてしまった毛髪の結合を繋げ、髪のダメージを内部の骨組みから補修する機能があります。
第5世代トリートメントの主な種類
①酸熱トリートメント
グリオキシル酸などの酸成分が配合されたトリートメントです。熱の力(アイロン施術)で髪内部に成分を浸透させてダメージを補修します。
クセやうねりを改善する効果があり、ダメージが気になってストレートパーマが出来ない方への施術メニューとして注目されています。
しかし、アイロン施術の際に褪色するなどカラーへの影響が大きく、カラーと同時施術はできません。
②プレックス系トリートメント
ジカルボン酸の仲間であるマレイン酸、ジマレイン酸、リンゴ酸、コハク酸などが配合されたトリートメントです。
ブリーチ・カラーなどで髪内部にトリートメント成分が浸透しやすくなっている状態を利用し、施術しながらダメージを補修することができます。
ただ、従来のプレックス系トリートメントは髪に滑らかさを与える面で弱く、ダメージを補修することで髪にハリが出て、硬さを感じることがあることがデメリットでした。
トリートメントKPXはプレックス系のデメリットを解消!
“トリートメントKPX”の特長
活性ケラチン※1やジカルボン酸※2を配合したプレックス系トリートメント。
ダメージが気になる方へのブリーチ・カラー・ストレートやウェーブパーマのケアメニューをご提案いただけます。
髪の内部の結合を補修するだけでなく、髪と同質のケラチン成分を配合することで、硬さやきしみ感のない仕上がり。
ダメージ補修力と仕上がりのなめらかさを両立したプレックス系トリートメントです。
※1加水分解ケラチン(全て毛髪補修成分) ※2リンゴ酸・コハク酸(全てpH調整剤)
トリートメントKPXについて詳しくはコチラ
トリートメントKPXの仕上がり事例
事例①ケラチンプレックス カラー
毛先の手触りが気になるお客さま。寒色系カラーと併せてトリートメントKPXを使用
サロンさまの感想
毛先まで手触りが抜群に良くなりました!
発色を邪魔しないどころか、透明感がキレイに出て、思い通りにデザインできました!
事例②ケラチンプレックス ダブルカラー
仕上がりのトーンを少し上げたいのと、透明感とグレー感を強く出したい為にダブルカラーで施術。カラーを繰り返した状態というのもあり、ブリーチダメージを軽減するためにトリートメントKPXを使用しました。
サロンさまの感想
メニュートリートメントしたみたいな仕上がり、しかも簡単!
ダメージが改善され、ダブルカラーの色定着が抜群に良かったです。カラーの透明感はもちろん、ツヤと指通りも良く仕上がり、お客さまも大満足。サロンの信頼度があがる施術ができました。