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恋する髪の毛 vol.4 ロングヘアの「限界」の謎

はあちゅうエッセイ 恋する髪の毛
ショートヘアって、なんとなく、
「ここまでの長さが自分の限界」
というのがあるから加減がわかるのですが、
ロングヘアはとどまるところを知りません。

先日、自室に落ちていた髪の毛が長くて、
「うわー、伸びたな。っていうか、髪の毛が
落ちてる時に、長いと結構目立つな……」

なんてことを思ったのですが、その瞬間、
「はて。そういえば私はどこまで
髪の毛を伸ばすんだろう」という
素朴な疑問にぶち当たったわけです。

自分の髪型に強いこだわりもなければ、
なりたい自分のイメージもない私の場合、
髪型に関することは、
担当の美容師さんに全て丸投げしていて、

彼が「傷んだところ、切る?」
といえば切ってもらうし

「だいぶ伸びてきたけど
もうちょっと伸ばそうか」
といえばその意のままに。

前髪が伸びてきて邪魔になると
サロンに行き、ついでに、
長くなった毛先を調整してもらうという感じ。

とはいえ、結構伸びてきたし、
この長さ(胸のあたりまで)だと
お風呂の後のドライヤーの時間も結構長くて面倒です。

ここまできたら、
あとちょっと伸びようが伸びまいが、
見た目の印象には強く響いてこない気がする。

そろそろ、切り時なのだろうか。
というか、私のロングヘアの限界ってどこなんだろう。

さすがに腰のラインを超えるとなると、
目立つし、気合が必要だろうけど、
その間のちょうど良さっていうのは何基準なのだろう。

似合う・似合わないの境目はどこなんだろう。

ロングヘアの子って、
みんなどこを目指して伸ばしてるんだろう。

ある日突然「よし、切ろう」なんて思うのだろうか。

そう考え始めると、とめどない。

ロングヘアは安定感はあるけれど、
そしてアレンジはしやすいけれど、
多少カットしたところで、
気持ちの変化はショートほどはないんですよね。

ふっくらした人が、
1,2キロ痩せたところで、
変化がないように、

髪の毛が長い人が
10センチ切ったところで、
本人の自己満足以上の
見た目の変化って無いように思います。

だからこそ、「気分を変えたい」
という理由でのヘアカットも、
そんなになく、必要性にかられて切る感じ。

髪が短い時は「ここまでは伸ばしたい」
という明確な目標があったりするけど、
ロングに関しては、目指すようなゴールが
いまだ見つけられず。

かといって、ばっさり切る勇気もないので、
「いつ切ろう」との方向性は定まらないまま。

ただただ成り行きにまかすのみ。

ショートヘアには意志がある感じがして、
ロングヘアに柔らかい
イメージがつきまとうのは、
そういう本人の髪の毛に対する
モチベーションも関係ある気がしてきました。

それにしても、うーん、伸びたなぁ、髪……。