原因と結果の間のプロセスに興味を持つ!|うさかめサロン経営
情報にあふれた時代だから
業界誌やセミナーはもちろんの事、世の中には情報が溢れています。
情報が多すぎて選択できないぐらいに多いですね。
特に多いのが【コレを実施したら、売上1.5倍になった】という情報。
人間ってプラスの感情もマイナスの感情もあって、考え方自体も2面性がある生き物です。
「じっくり種を蒔いて育てよう」という気持ちを持っているけれど「手っ取り早く成果が欲しい」って気持ちもある。だから、目の前にコレさえやれば…というメニューやプロモーション情報があると飛びつきたくなります。
でも導入しても結果が出ない事の方が多いです。
これは「広告宣伝予算や立地力やブランド力や人材力が違うからな~」と思いたくなるものですが、情報に対する焦点が違う!というミスをしている事が多いです。
情報に対する自分の意識が【原因と結果】にしか焦点があっていない。本当に本当に重要なのは、原因と結果の間にあるプロセスです。ここに気がつくと情報の取り方が変わります。
自分で考える習慣を
ただしプロセスは、ほとんどの場合、非公開です!原因と結果しか見えない情報だらけですから。
こうした中で、本当に力をつけようとするのであれば、理美容業界だけでなく色々な世の中の情報に興味を持ちましょう。
普段の生活からアンテナをはって生活する。
アンテナの受信の方法は、「お!これ面白い!」とか「あ!なんか気になる!」という感覚です。
こうした時に必ず自分で見えないプロセスを考えてみてください!
まず自問自答してみる。
「何でこの店は流行っているのだろう?」
「どうやってスタッフ意識を高めたのだろう?」
「こんな気の利いたトークはどうやって練習しているのだろう?」
「オーナーはスタッフにどんな動機付けをしたのだろう?」
「何でこの漫画は面白いんだろう?」
「この携帯会社のキャンペーンの真意は何だろう?」
「この飲食店が流行らないのはなぜだろう?」
「このキャッチコピーって美容室に使えないかな?」
「何でこの女性誌は売れているのだろう?」
こうした見えないプロセス部分が実は重要であり、どこも見せたくない部分です。
逆に情報として拡散する数字の結果やすぐパクられてしまうツールや広告の企画はノウハウじゃない。この企画の狙いは何か?そこにヒントがある。
是非、フォーカスする部分をプロセスに向けて、自分で考える習慣を意識しましょう。