ゴールはどこか?|うさかめサロン経営
美容室のドラえもん吉村です。つい先日、あるサロンの営業ミーティングに参加しました。
春になり、新規のお客さまが増える時期になるので、【紹介をもっと増やそう】というオーナーからの呼びかけに対して、【どうしたら紹介が増えるのか?対策を練ろう】と話し合いがされました。
そして、紹介の対策として決めたことは、以下のとおりです。
①紹介をもっと意識します!
②紹介のお願いを全員にします!
③紹介カードを全員に渡します。
④担当者が紹介カードを渡します。
⑤紹介キャンペーンを実施します。
⑥終礼で何枚配ったか報告します。
⑦紹介してくれそうなお客さまには、たくさん紹介カードを渡します。
あなたは、この対策を読んでどう感じますか?自分のサロンの紹介活動と同じでしょうか?
結論から言うと、上記対策は、たいした効果になりません。
何故かと言うと、紹介の【ゴールが違う】からです。ゴールが違うので、紹介のお願いのトーク内容も、「こちらは紹介カードになっておりまして、吉村さまとご家族やご友人が20%OFFになりますのでご紹介お願いします」というトークをしていたりします。
心当たりはないでしょうか?
本当のゴールは、【お客さまが家族や友人に口コミをしてくれること】だったり、【「紹介されたので」と言う予約の電話が入ること】です。
ところが、このサロンが決めたのは、【紹介のお願いをする】という行動です。
何枚配るとか、全員に紹介のお願いをするとか、紹介のお願いを意識するなど。
ゴールはどこか?が分かると、もっと目の前のお客さまに寄り添って、そのお客さまと繋がる家族や友人までを意識するはずです。
【どう伝えたら、お客さまは口コミをしやすくなるか?聞いた友達はサロンに行きたくなるか?】
これが、ゴールが見えている対策のテーマになります。
さあ、どう伝えますか?サロンスタッフみんなで考えてみましょう!
◆今回のポイント振り返り◆
ポイント1.紹介の取り組みを見直そう。
ポイント2.本当のゴールから対策を考えよう。