【箇条書きの教訓】よくある10の思い違い・勘違い〜立ち止まって考えてみる〜
ムーランエムーランでは、ビジネス界の先達の方の教訓を、日々の業務に活かすため社内で共有しております。
中には、理美容室のオーナー、フリーランス、美容師の皆さまにも、お役に立てる内容もあるかと思い、ご紹介してまいります。
よくある10の思い違い・勘違い〜立ち止まって考えてみる〜
- 「知識」より「知恵」
- 「動く」のか「働く」のか
- 「マニュアル」より「臨機応変」
- 「慎重」なのか「臆病」なのか
- 「命令」より「指示」
- 「役職」より「実行力」
- 「説得」より「納得」
- 「早い」より「ていねい」
- 「一歩前」より「半歩前」へ
- 「売場」より「買場」
知り得た知識は知恵にかえてこそ価値がでる。知恵のほとんどは人が考えて人が導きだすもの。安易にPCを開く日常は創造の知恵を平凡にしてしまう。
体だけでなく、頭を使って動くから働くになる。平易な道を選ぶな。早々に結論を出してしまうな。悩んで行き当たって立ち向かうから経験になる。
サービスや行き届いた仕事ぶりは、既成のワンパターンのマニュアルな動作ではなく、臨機応変の八方に気を配った働きぶりでのみ表面化し固有のものになる。
よく考えて周囲を読んでから働くのは良い。しかしそれが恒常的になると決断力のない尻込みの臆病になり、周囲の仕事が遅れたり停滞したりする。
明快な策を示し、それを理解させた上での的確な指示を出さないと組織は浮遊する。上に立つ者の心得は分からせてやる気にさせる。下はそれを待つ。
役職は組織で決めた整理のためのための記号で外では機能しない。仕事ができるか、人をリードできるか、もうひとつ上や先を読んでその各々に備えているか。
強引に説き伏せると人は無感情に動く。ていねいに誠実に諭し、意見を聞く余裕を与えてお互いが納得し、小さな一体感を確認しあっての仕事はうまくいく。
急いでいるのはこちらだけ、相手の時計はゆっくり動いていることがある。早口で、専門用語を使いすぎた説明は理解されにくい。ゆっくりもまた「金」。
商いの流れは「急ぎすぎず遅れすぎず」で、あまり新しすぎても前へ出すぎても相手は躊躇し、警戒心を持つ。一歩前より半歩ほど前が意外と新しい。
売れたのではなく買っていただいたが正しく、売場づくりでなく買場づくりと考えて、売場や店の演出を考えていく。これをしばしば忘れている。