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オンナゴコロのくすぐりドコロ 第1回:キャラクター

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高校生の頃、世の中の女子は
二種類に分けられることを知りました。

ディズニーキャラを「可愛い~」
と言って身に着けられる人種と、
身に着けられない人種。

いわゆるモテのど真ん中をいく女子は前者で、
定期的にディズニーストアで
新しいポーチなんかを買っていて、
私はもちろん後者でした。

当時使っていた化粧ポーチは、
中学時代に筆箱にしていた、
真っ黒い何の変哲もないポーチ。

機能性だけを重視。
キャラクター商品にきゃあきゃあ
騒いでいる女子たちの気持ちは、
あまりよくわかりませんでした。

社会人になってからも、
ご当地キティを集めたり、
ふなっしーの追っかけを
している友達を傍目に、
自分はキャラクターには
ハマらない人種だとばかり思っていました。

ところがどっこい、
こんな私もついにキャラクターに
ハマってしまったのです。

きっかけはLINEスタンプ。

公式スタンプのブラウン(クマ)や
コニー(ウサギ)に対してもつ感情は
スタンプ以上でも以下でもなく、
ただ単純に、文字表現だけでは補いきれない、
コミュニケーションのアクセントという立ち位置でした。

その後、
有料スタンプをいくつか買ってからも、
特に特定のスタンプをひいきはせず、
公平に使ってきたはず。

ところが、
ある日友人から送られてきた
うさぎのモフィのスタンプが、
私のキャラクター感を変えてしまうのです。

モフィと出会った瞬間、
私は全身で身もだえしました。

「何コレ!!かっ、かわぃぃぃぃいいい!!」

中学生男子が初恋に落ちるかのような衝撃。

こんなに可愛いウサギが
この世の中にいたんですか、いたんですね。

なんで今まで私の目の前には
あらわれてくれなかったの?

私は即座に
有料のモフィスタンプをダウンロードし、
全種類のモフィを眺めました。

笑ってるモフィ。可愛い。

焦ってるモフィ。可愛い。

寝ているモフィ。可愛い。

泣いてるモフィ。可愛い。

どんな表情のモフィも可愛すぎて可愛すぎて、
もう抱きしめていい子いい子したい…!

胸のキュンキュンを感じながら、
「ああ、これが女子高生の時に
周りの女子が感じていた
キャラクターへの萌え感情なんだな…
私には遅れてきたんだな…」と悟りました。

10年遅れで到来した「キャラ萌え」。
思春期の時は自分とは縁遠いと思っていたのに…。

やっぱりオンナゴコロって、
時期やタイプは違えど、
一回は「キャラクター」にくすぐられるのかしら…。

気をゆるめればキャラグッズを
買い占めてしまいそうな自分が怖いのですが、
そこは「いい大人なんだから」と自制して、
今のところスタンプオンリーで留めています。

新作スタンプは全部買っちゃうけどね…。