大人女性が好感を持つサロンのホームページって?
以前、PREPPYさんでサロンのホームページについての連載をさせていただいていたことがあります。また、今までにいくつかのサロンさんと一緒に、ホームページ作りをさせていただきました。
そのためか、「今って、どんなホームページがいいんですか?」と聞かれることが多いです。でも、私、これ「?」なんですよね。
例えば、「今って、どんな内装がいいんですか?」って聞かれることはないんですよ。それはそうですよね。内装って、サロンのコンセプトがもっとも反映されるところだと思います。
お客さまにゆったりしてほしいのか、スピーディーに回転するサロンにしたいのか。非日常的なゴージャス感を味わってほしいのか、アットホームでフレンドリーな雰囲気にしたいのか。それによって、使う色も違うだろうし、選ぶ照明も違うだろうし、シャンプー台も違うだろうし、カット椅子も動線も違うだろうと思います。
つまり、「いい内装」なんてものはなくて、それぞれのサロンさんが実現したいコンセプトに「合った内装」だけがあるのです。全ては、サロンのコンセプトありきです。
ホームページも、内装と同じだと私は、思います。
自分たちのサロンは、どのようにお客さまをお迎えしたいのか、どんなお客さまを大切にしたいのか、どんなサロンだと思われたいのか。サロンの考えが、ホームページにそのまま反映されるのがベストだと私は考えます。
先日、日本最大級のウェブマーケティングサイトの担当の方が美容師さんに向かってまさに、「ウェブサイトをつくるときに一番気にしていることは、リアルなお店でお客さまを迎えるときと全く同じです」とおっしゃっていて「なるほど!」と思いました。
トップページは、サロンの入り口と同じ。入りやすく、好感度の高いレセプションで「はじめまして」をしたいですよね。スタッフ紹介のページは、サロンワークでのスタッフとお客さまとの理想的な距離感がどれくらいか?と同じように考えてページを作れば良さそうです。このように考えてみると、「IT関連は苦手!」というオーナーさんでも、サロンのホームページ作りに迷わなくなるのではないでしょうか。
今回のタイトルは、大人女性が好感を持つサロンのホームページって?です。その答えは……。もう、お気付きですよね。答えはサロンの数だけあるんだと思います。
「みなさんが来て欲しいと思うような大人女性をお迎えするサロン」作りと同じように考えれば、間違いないと思います。