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共感と断言をセットメニューにしよう!|うさかめサロン経営

美容室のドラえもん吉村省吾のうさかめサロン経営

共感が絆の入り口

女性が同じスタイリストを指名して選び続ける理由は「自分の事を分かってもらっているから」です。

5回来店の法則のとおり、5回来店していく間にお互いが理解し合えている状態を構築出来れば、定着します。お客さまとスタイリストの間に絆が出来ているわけですから、そうそう浮気もされません。言わば理想の状態です。この状態を構築するには、次回来店したくなる初回が重要です。

初回の最大のポイントは、共感と断言です。共感とは、お客さまの望み・悩み・最大の敵を理解して、お客さまの気持ちになって感じる事です。「その望みが叶うと本当に嬉しいな~。その悩みで毎朝本当にストレスになるな~。」と、お客さまの気持ちを自分ごととして感じる力が重要です。

言うだけなら簡単ですが、これを実行するとすれば、お客さまが好きになっている自分が必要です。
だから本当に共感出来る人になりたいのであれば、お客さまが好きになる程、興味を持って、理解する習慣を持つことが重要です。

これは「明日からお客さまを好きになるぞ!」的な意識アップではダメ。気がついたら、お客さまが好きで守りたくて・・・という状態に偶然なっていないと本物ではないです。だから、偶然そうなってしまうような普段の習慣って重要ですよ。

■強い言葉で未来を断言する

もう1つは断言です。【強い言葉で未来を断定して約束をする】。

この断言は、カウンセリングや商品のおすすめや次回の提案など、お客さまに対して、何か提案する時に必要な力です。売れっ子とかカリスマとか呼ばれている美容師は、これが自然に出来ています。

例えば、カウンセリング時に「これからカットさせて頂きますが、1時間後、今まで出会ったことがないような素敵な自分に絶対出会えますよ!約束します」という断言です。

共感を表現出来る人が断言すれば、【美容師やって良かった】と天職だと感じる感動的な体験を得られます。出来なければ怒られるかもしれないというリスクが怖くて、ほとんどの人が実施出来ませんので、やっている人は完全に独り勝ちです。

【絶対に】という強い言葉でお客さまの望む理想を叶えることを事前に断定して約束する。
あなたは出来ますか?

1ヶ月100名のお客さまに共感+断言する仕事を1年間すれば1200人。これを実施している人としない人の差。とてつもない差になります。