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お金をかけないで【こだわり】を生み出す方法|うさかめサロン経営

美容室のドラえもん吉村省吾のうさかめサロン経営

今あるメニューは、まだ【進化する】可能性がある

こんにちは、吉村です。
「うちのサロンって、差別化出来るような特徴って無いよな~」「新しいメニューは、コストもかかるし、技術も必要だしハードルがあるから、決断出来ないし…」という悩みを持っている方は、じっくり読んでくださいね。

すでに市場に蔓延しているサービスしか持っていない…。これって別にヘアサロンに限ったことでは無いです。生活に必要な商品やサービスは、目新しいものはごくわずかです。目新しくてブームなんか起きてしまえば、2年で寿命は終わってしまうという商品は山ほどあります。

こうした世の中にありふれたものの中で、凄く目にする物に、ちょっと興味を持ってみましょう。

例えば、【缶コーヒー】。
市場に完全に浸透しきっている商品ですが、爆発的に売れているのが某ブランドの「朝専用缶コーヒー」です。中身は、ただの『コーヒー』です(笑) でも、モンスター商品になった。これは何故でしょうね?おそらく商品開発のエリートや超一流のマーケッターが知恵を絞りぬいて、生み出した商品だと思います。

まず見せ方を変えています。具体的には、ネーミングとパッケージを変えています。 次は、ターゲットを絞っています。【朝専用】ですから、午後や夜を捨てちゃったわけです。 そして3つ目に、ウォンツ(欲求)を変えた。昔からコーヒーは「ほっと一息」とキャッチコピーがつくぐらい、「ほっと一息休憩したい」という欲求にコーヒーを提案していました。それが常識になっていました。それを「朝シャキッと目を覚ましたい(眠気をやっつけたい)」という欲求に変えた。

この大きな3点によって生み出されたわけです。中身はコーヒーなのに、明らかに差別化出来てしまった(爆発的ヒット)。

こう考えると、やっていることはヘアサロンで常識となっているメニューなのだけれど、差別化するメニューを生み出すことは出来る可能性があります。今あるメニューは、まだ進化する可能性があるって事です。お茶のカテゴリーでいえば、お茶がヘルシア茶としてリネームされた。ダイエット専用として、ターゲットを絞ったダイエット茶。お茶の常識である「食事のお供に」という欲求を「やせたい」という欲求に変えた。

さあ一度、自サロンのメニュー表を見てください。業界の常識的なメニューが羅列されていませんか?3つのポイントで進化させましょう。

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