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ハードに勝つのはソフト=人だ!|うさかめサロン経営

美容室のドラえもん吉村省吾のうさかめサロン経営

既存客がサロンに来店する理由を顧客目線で考える

こんにちは、吉村です。
【来店動機】って新規のお客さまが来店される時に、カウンセリングシートやカルテ登録時に書いてもらえますよね。広告・紹介・通りがかり・近所・HPといった「きっかけ」になった項目です。

でも既存客や固定客がサロンに来店する理由は、新規客の動機と必ずしも同じではありませんね。
もちろん同じ理由で価格やアクセスやサービスや清潔感といった、新規客と同じような動機もあるのですが、「長年通っているから、私の事を何でも分かってくれている」とか「店長の仕事に対するこだわりが好きなの」とか「スタッフ全員と仲良しだから家族みたいで」という理由が多いです。

前者の価格や立地(近所)や清潔感(新しさ)などは全部ハードの特徴です。でもそれ以上に力を持っているのはソフト部分(人)の要素。
自サロンの周辺に無数に存在するサロンは、自サロンより価格が安かったり、新店舗だったり、家から近かったりとハード部分で自サロンよりも条件の良いサロンは無数に存在します。それでもなお、人に関する要素があるからこそ、通い続けてくれる訳です。
人の要素ってサロンによってものすごく差があります。でもサロンにとって通い続ける理由になるくらい最大の強みは人だって事です。

こうなると【人の要素】を最大の強みと感じて、それをアピールする事って必要なんじゃないかと思います。いくら見た目が良い人でも、相手の事を知らなければ好きになりません。逆に相手の事を知れば知る程、好きになるものです。
だとしたら、【自分のサロンのスタッフの事をお客さまは、どのくらい知っているのだろう?】あるいは【自分のスタッフは、お客さまの事をどれくらい知っているだろう?】という事が気になりませんか?

僕は、関わっているサロンには必ず3つの行動を提案しています。

1つはお客さまにもっと自分たちを知ってもらう工夫をしてもらっています。名刺やHPやPOPなどに必ず趣味とか個人的なアピールを入れてもらっています。知ってもらえる数が多ければ好きになってもらえますから。

2つ目は【白紙にお客さまの名前をフルネームで30分間に何人書けますかゲーム】をします。これ結構書けませんよ(笑)ひどいと本日来店して頂いた常連客を書けなかったりという事も。とにかくこれは反省も出来ますしオススメです。

3つ目は「スタッフ1人当たり200人の顧客を覚えよう」運動を推進しています。お客さまの名前・顔・特徴・家族構成・趣味・なりたいイメージなどを完璧に覚えてもらいます。重複していても良いので、スタッフ全員がこれを出来るようになると、サロンの全てが好循環に変わるからです。だってお客さまが来店した時に、みんなが好きになってくれている感覚を感じたら、ものすごく気分が良いですからね。

こうした地道に見える活動ですが、行動を開始するのは、スピード感が大事です!すぐやってみてくださいね!

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