【箇条書きの教訓】がんばり方改革 10考-がんばるための新発想-
ムーランエムーランでは、ビジネス界の先達の方の教訓を、日々の業務に活かすため社内で共有しております。
中には、理美容室のオーナー、フリーランス、美容師の皆さまにも、お役に立てる内容もあるかと思い、ご紹介してまいります。
がんばり方改革 10考-がんばるための新発想-
- よき先輩とのめぐり合いが成長力をもたらす
- お客さまに「ありがとう」と言われる応待を
- 予算は未達にも達成にも理由がある
- 批評 批判よりも実行力を優先
- 月初の番茶 月末の美酒
- 慣れすぎるな 慣れると要領を覚える
- 任せる勇気 任される責任
- 楽な道を登るな 敢えて険しい道にいく
- 仕事は男女共学 新旧譲歩
- 正論は最後に勝つ
働き手はよき先輩との出会いでその後の方向が決まる。近くに生きたお手本、あこがれの人がいると、実務でどんどん力がつく。先輩に恵まれる運も才能のうち。
ありがとうを言うより言われる方が上級。ひとりのために心をこめる、それをごく自然にやってこそ成果になる。言う方も言われる方も気持ちがよい魔法の言葉。
がんばっても結果は企画にクールに出る。うまくいってもいかなくても、それには必ず理由がある。右から左へ流さず、その都度それを確かめあって共通理解する。
批判するよりも先輩は知恵のアドバイスをするのが上位の責任。豊富な経験値を生かして、その時その場で実行力を授ける。単なる口出しや遠吠えは弊害と知る。
月初は慎ましく計画を立て、肝に銘じて黙々と努力して働く。その甲斐あってプラスに転ずればまずは安泰で安堵。だから月末の酒は旨い。稀に飲むからこそ美酒。
同じ仕事を同じ環境で続けていると、慣れが生じて要領を覚え創意創作性を失っていく。折を見て自らの殻を被っていくと、一段上へと垢ぬけて働きが評価される。
多少の力及ばずはあっても、思いきって仕事を任せる度量の機会は失わぬこと。そのかわり任されたら責任をもって一心不乱になり、期待以上を立証すること。
難しい仕事は試練のチャンス。楽な方法を選んではその機会をなくする。自分を磨き、自分を試して向上させるため敢えて険しい道にわけいっていくこと。
ほとんど仕事はチームワーク。なかには異なった意見や考えが突破口になって前へすすむこともある。己の領域に固執しすぎず、次世代に譲る鷹揚さも責務になる。
相手にも引くに引けない事情がある。しかし手綱を緩めてはならない。正しい意見や考えは最後に周知されて正しく評価される時がくる。正論はこだわって死守する。