【箇条書きの教訓】「忙しい病」を克服する10訓〜本当に忙しい人は「忙しい」と言わない〜
ムーランエムーランでは、ビジネス界の先達の方の教訓を、日々の業務に活かすため社内で共有しております。
中には、理美容室のオーナー、フリーランス、美容師の皆さまにも、お役に立てる内容もあるかと思い、ご紹介してまいります。
「忙しい病」を克服する10訓〜本当に忙しい人は「忙しい」と言わない〜
- 朝の計画・夕べのチェック
- 重点と優先の順を見失わない
- 決断のリスクを恐れすぎない
- ほとんどが雑用と気づくべし
- ひとの所為(せい)にしない
- 思いきった権限の委譲を
- 考えすぎるより実行・実施
- 信頼すべき後任・側近を育てよ
- 集中するコアタイムをつくれ
- よく寝る・よく食べる・よく笑う
前日の夜に翌日の計画を立て、当日の朝に再確認して段取りを決め、自分のペース第一で働く。夕方には一日を点検し、積み残しと実績を見て翌日の課題にしていく。
全体と関わり、多くの人がからむ仕事に迷惑はタブーだ。仕事には必ず重要度の高いものと、急ぐべき優先度の高いものがある。その見極めと力の配分を考えて整理していく。
決断にはリスクがつきまとう。そのための責任、そのための処遇だ。直感力も大事、躊躇しすぎてタイミングを逃すリスクの方がこわい。思いきってやろう。
雑用に振り回されて忙しいのは恥ずべきこと。生産性の薄い多忙は雑用で、時間を空転させていないか。ただし雑用を軽視しないこと。時間に余裕がある証拠だ。
仕事は誰かと関わってできる。だから出来ぬ人ほど他人の非をあげ、ひとの所為にし、自分を正当化する。それで解決できるものは何もない。責められるのは自分だ。
仕事を抱えこむから仕事に追いかけられる。おもしろい仕事から任せる、譲る勇気が人を育てて全体力につながる。一人でできる仕事はおのずと知れている。
動くと働くは別のもの。考えすぎてタイミングを失うと迷惑がかかる。走りながら考えること。できることから実施して、軌道にのせて全体成果を導くことを念頭に入れて動く。
人を育てることを忘れない。組織存続の鉄則だ。育てることが仕事人の基本、後輩や部下の隠れた能力や才能を見つける感受性がマネジメントの王道になる。
一日のうち、自分だけの濃い時間を設けて、集中して気力全開の「がんばるタイム」をつくってはどうか。ダラダラ仕事はかえって疲れるし生産性も低い。
仕事は結局体力勝負、快調は良いリズムをつくり流れをスムーズにする。疲れをためない。頭が疲れたら気分転換、食欲は元気のしるし、笑顔は周囲を明るくする。