お役立ちコラム
【加齢キューティクル①】頭皮のうるおい不足でキューティクルは薄くなります
髪のバリア機能を果たすキューティクル。ムーランエムーランは以前より、年齢と共に薄くなるキューティクル「加齢キューティクル」に着目。
お肌の曲がり角と同じく20代後半くらいからの髪の変化に伴う髪悩みを考える上で、「加齢キューティクル」は切っても切れない重要なポイントと考えます。
※上の画像はバリア機能が低下したキューティクルから、うるおい成分が流出するイメージです。
脂質が減少し、キューティクルがはがれやすくなります
髪は20代をピークに脂質が減少し始め、脂質が不足した髪はキューティクルがはがれやすくなります。
加齢によりキューティクルの枚数が減り、厚さも薄くなります
(自社測定データ) | 若い人 | 年齢を重ねた人 |
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キューティクルの枚数 | 6.6枚 | 5.8枚 |
キューティクルの厚さ | 0.53μm/枚 | 0.45μm/枚 |
キューティクルが薄くなると、バリア機能が低下し、アルカリや熱・摩擦によるダメージを受けやすくなります
「加齢キューティクル」とは、加齢により枚数が減り薄くなったキューティクルのこと。「加齢キューティクル」はバリア機能が低下し、ダメージを受けやすい状態です。
加齢キューティクルにより引き起こされる髪悩み
ひっかかる | 髪の脂質が低下し、キューティクルがはがれやすくなり、摩擦が増えることで起こります。 |
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ツヤがない | キューティクルがはがれたり薄くなった部分から、内部成分が流出することで髪が空洞化し、光が乱反射することで起こります。 |
パサつく | 水分が流出し、髪が硬くなることで起こります。 |
持ちが悪い | シャンプーによってヘアカラーの染料やうるおい成分が流出しやすくなることで起こります。 |
これらの髪悩みはキューティクルのはがれや薄くなった所から始まります。そのため、加齢キューティクルは症状が出やすく、またバリア機能が低下しダメージを受けやすいために、より悪化しやすい状態です。
今あるキューティクルをいたわることが大切です。【ヘアカラーの場合】

キューティクルへのダメージは様々ありますが、特に大きな負担となるのがヘアカラーやパーマのアルカリによる化学的なダメージです。ヘアカラーの際に、キューティクルへのダメージを抑えることがポイントです。
次回は、さらに「持ちの悪さ」にフォーカスしてお届けいたします。