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【ビビッドなカラーが人気】イロリドやNODIAを使ったハイトーンカラー事例

夏に人気が高まるビビッドなブリーチオンカラー!

  • イロリドやコントロールカラーの濃厚発色で色味をしっかり表現
  • アルカリカラーでは出せない高彩度な色味なら塩基性カラー(NODIA)

お客さまのご希望を叶えるカラー事例をご紹介。

ブリーチオンカラーはどうしても色落ちが早くなりますが、(色味にもよりますが、1週間程度で気になり始めます)

仕上がりのポイントとなるブリーチ施術や、ご自宅のケアにオススメなカラーシャンプーの色落ち・黄味対策についてもぜひチェックしてください!

INDEX

イロリドやコントロールカラー(トリートメントティント)を使ったハイトーンカラー事例

施術のポイント

ベースの明るさ

ビビッドな色味を表現するにはベースをブリーチで整えてからオンカラーします。

ナチュラルな暖色系であれば14~16Lvで表現できますが、ペール系やホワイト系になるほどベースを18Lv以上に整えてからでないと色味がキレイに表現しにくくなります。

ダメージケアをしっかり

ダメージが大きいと色抜けや色ムラの原因になります。ブリーチ時、カラー時などの前後処理は必ず行ってください。髪の状態によってブリーチにどこまで耐えられるかは判断が必要です。

色ムラが出ないように

基本は素早く塗ってしっかり放置するのがポイントです。毛先などに前回のカラーの残留色素がある場合や、ハイダメージで吸い込みやすい場合は薬剤の塗り分けなども必要になってきます。

Before18Lvからの透明感ハイトーンピンクオレンジ

Before
18Lv ※ブリーチを繰り返している髪。今回はリタッチなし

Color
イロリドI-9CR : トリートメントティントOrange:トリートメントティントClear=4: 1 :5(2剤2%)

Before16Lvからのカジュアルオレンジ

Before
ブリーチ部分 16~17Lv  新生部5~6㎝  ※前回のブリーチ履歴を活かし、追いブリーチ無し

Color
トリートメントティントOrange:トリートメントティントYellow=3: 1 (2剤2%)

※オンカラーは全体に実施

 

Before16Lvからのブロンド系ベージュカラー

Before
16Lv

※中間はブリーチ履歴1回、毛先はブリーチ履歴2回。新生部から毛先まで全体に1回ブリーチ

Color
イロリドI-9Be:イロリドI-9N:トリートメントティントClear=4:1:2.5(2剤2%)

赤味を抑え、マスタードっぽいブロンドベージュの仕上がりに。ベージュにナチュラルを加えることで、ベースを整え色むら無く、つながりをよくしています。

Before16Lvからのオレンジベージュ

Before
16Lv

Color
イロリドI-13Gr:トリートメントティントOrange=3:1 (2剤2%)

Before16Lvからのミルキーベージュ


Before
13Lv   ※2か月前にカラー

PointColor
STEP1 16Lvまでポイントブリーチ
耳まわりにパネルブリーチ(ブリーチパウダー:2剤=1:3)
放置時間60分(30分放置後、新しく作ったブリーチ剤を再塗布し、更に30分放置)

STEP2 オンカラー
イロリドI-9N:イロリドI-9BV:トリートメントティントClear=5:1:6(2剤2%)

※全体をイロリドI-9Gr:イロリドI-7Bv=5:1(新生部は2剤6%、既染部は2剤2%)でカラーしてからポイントカラー。

Before17Lvからのラベンダーグレージュ

Before
カラー履歴無し

PointColor
STEP1 17Lvまでポイントブリーチ
前髪の内側~顔まわり、耳上までをブリーチ(ブリーチパウダー:2剤=1:3)
放置時間60分(30分放置後、新しく作ったブリーチ剤を再塗布し、更に30分放置)

STEP2 ポイントのみオンカラー
イロリドI-9BV:イロリドI-9Gr:トリートメントティントClear=2:1:1(2剤2%)

Before14~16Lvからのグラデーションピンク

Before
12Lv   ※2か月前にカラー

Color
STEP1 14~16Lvにグラデーションブリーチ
(1)ハチ下からハイライト(1パネルあたりに毛束2㎝幅で2~3本入れ、バック3段5枚 サイド2枚)
(2)肩下から14LTを塗布 (毛先15cm)
塗布した境目に水スプレーをしてぼかすようになじませる
(3)毛先7cmにブリーチ剤(ブリーチパウダー:2剤=1:3)を塗布し20分放置

STEP2 オンカラー
既染部  イロリドI-9P:イロリドI-7P=1:1 (2剤2%)  20分放置
新生部 イロリド I-9P:イロリドI-7P=1:1 (2剤6%)

Before16Lvからのビビットなピンク

Before
新生部なし 全体16Lv(ブリーチ履歴有)

Color
全体:イロリドI-7P(2剤2%) ※色味を濃く表現するため7Lvを使用

【ビビッドな色味&ブリーチ後のダメージを抑える】塩基性カラーNODIA事例

塩基性カラー施術のポイント

ベースの明るさ

NODIAはリフト力を全く持っていないため、髪を明るくしながら染めることができません。ブリーチや以前のカラーリングで褪色して明るくなった髪にご使用ください。

ブリーチ時のダメージケアのみ注意

NODIAのオンカラーではダメージはほとんどありません。ブリーチ時のダメージケアはしっかり行ってください。

表現したい色味をMixしてつくる

カラーベースのレッド・イエロー・ブルー、彩度調整のグレイ・ベージュ、色を薄めるクリア・ホワイトを絵の具感覚でMixして色を作ります。アルカリカラーと使用方法は異なります。2剤は使用せず、サポートクリーム10%混ぜて使用します。

サポートクリームで定着を高める

NODIAは通常のアルカリカラーと違って、2剤は使用しません。

代わりに染料の定着を高める、サポートクリームをカラーベースに対して10:1の割合でMixして使用します。

※他社のサポートクリームを使用しないでください。

たっぷりしっかり塗る

たっぷりしっかり塗ることが発色の良さに繋がります。

カラーベースの使用量としてはアルカリ1剤と比べてかなり多くなります。使用量は下記を目安にしてください。

※基本はタオルドライ後のウェット状態で塗布ですが、定着を高めるには、ドライ塗布にすることも効果的です。
※基本は10~20分自然放置ですが、定着を高めるには、放置時間を少し長めに置いたり、加温することも効果的です。

Before18Lvからのビビッドなイエロー

Before
18Lv ※肩下部分に前回カラーのくすみあり

Color
NODIAカラーベースYellow(サポートクリーム10%使用)

※事前16Lvでも可能ですが、もう少し深みのあるイエローになります。

Before18Lvからのイエローグリーン

Before
18Lv

PointColor
NODIAカラーベースBlue:NODIAカラーベースYellow:NODIAカラーベースBeige=3:1:2(サポートクリーム10%使用)

※先にアルカリカラー(トリートメントティントGreen:Yellow:Clear=1:2:6(2剤2%))でオンカラー後、NODIAでポイントカラー

Before17~18Lvからのビビッドなパープル


Before
17~18Lv

PointColor
NODIAカラーベースBlue:NODIAカラーベースRed=1:2(サポートクリーム10%使用)

Before16Lvからのクリアなオレンジ

Before
インナーブリーチ部分  耳回り 16Lv

PointColor
NODIAカラーベースRed:NODIAカラーベースYellow:NODIAカラーベースBeige=2:2:1(サポートクリーム10%使用)

 

Before15Lvからのライムイエロー

イエロー多めで作る鮮やかな黄緑カラーはインパクト抜群!

表面の落ち着いたトーンとコントラストを付けたおしゃれなスタイルに。よりビビッドなライムグリーンのような色味を狙う場合は、17Lv以上まで事前ブリーチをするのがオススメです。

Before17Lvからのさわやかなシアンブルー

絵の具のシアンのようなブルーも話題のカラーです。

カラーベース「ブルー」に黄味を補正する効果のある「ペールホワイト」を加えて薄めることで、マットぶれしにくい、さわやかな水色を実現。淡い色味なので、ベースは17Lv以上までしっかりブリーチを行います。ハイトーンでかつ淡い色味はどうしても色持ちが悪くなりますので、色をしっかり入れてあげるため放置時間はしっかり20分。さらに染まりにくい方には加温もしていただくのがオススメです。

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【カラーの色流れを抑える】ノジア カラーキープシャンプー

塩基性カラーで染めた際の、シャンプー時の色流れを抑えるシャンプー。アルカリカラー(特にハイトーンカラー)の色落ち防止にも効果的です。

※通常のシャンプーと比べると洗浄力がマイルドなので、気になる方は、3日に1度程度カラーキープシャンプーに置き換えてください。