【イロリド事例紹介】わずかに青味を感じるクールなシルバー
低アルカリ×濃厚な発色を実現する『ネイチャーディープカラー イロリド』のSi(シルバー)は、
わずかに青味を感じる、クールで洗練された艶感シルバー
- 灰味の濃さと青・ラベンダーで、アンダーに負けずにグレイッシュに
- 濃さがあるのに、透け感のある仕上がりに
使用シーン
- 透明感や寒色感をしっかり感じるグレイッシュな色味がご希望の方
- 1ブリーチ程度のアンダーのオレンジ味が残る髪の無彩色表現に
INDEX
パンフレットで紹介したモデルビジュアルのケーススタディ
前回カラーのオレンジ味が残るハイトーンベースにワンメイクでカラー。アンダーカラーのムラを整え、グレイッシュな透け感のある仕上がりに。
Before 新生部なし〈全体15~16Lv〉
Color 全体 I-9Si(2剤2%)
Si使用事例
①ビフォー12Lv事例:黄色く褪色した部分もマットに偏らない
Before 12Lv
Color 新生部:イロリドSi(シルバー)7Lv:9Lv=1:1(2剤4%)
既染部:イロリドSi(シルバー)13Lv:9Lv=1:1(2剤6%)
②ビフォー14~15Lv事例:褪色したベースも色ブレなく透け感のある仕上がり
Before 中間~毛先 14~15Lv
Color 全体:I-13Si:I-9Si=1:1 ( 2剤2% )
③ライトナーでアンダーを明るく整えてシルバー系グレージュに着地
Before 7Lv
STEP1(ライトナー)
トリートメントライトナー14LT(2剤6%と1 : 1で使用)
※髪の量が多く、やや太く赤味の多い髪質。ライトナーで12Lvまでリフトアップ
※上記事例の放置時間は20分(髪質に応じて20~30分に調整してください。)
STEP2(オンカラー)
I-13Si : I-7Si=2 : 1 (2剤4%)
※放置時間 20~30分(髪質に応じて調整してください。)
アレンジレシピ
①黄味を抑えたシルバーバイオレット
Before 新生部 10cm、中間~毛先 12~15Lv
Color 新生部 I-5Si:I-5BV: I-3N=3 : 1 : 1 (2剤6%)
中間 I-7Si:I-7BV =3 : 1 (2剤6%)
毛先 I-9Si:I-13BV=1:5 (2剤2%)
②AとBVでアンダーを打ち消して、シルバーの無彩色な色味を強調
Before 新生部 4cm、中間~毛先 11Lv
Color 新生部 I-9Si:I-9BV:I-9A=1:1:2 (2剤6%)
中間~毛先 I-9Si:I-9BV:I-9A=1:1:2 (2剤2%)
③ダークシルバー
Before
14 Lv ※ブリーチ1回
Color I-5Si:I-9A= 1: 1 (2剤 4%)
※もっと濃いグレイにしたい場合はI-9AをI-7A、2剤 2%に変更します
※オレンジ味よりも黄味が気になる状態のときは、補色をAからBVに変更します
④ダークグレイ
Before 11~12Lv
Color I-5Si:I-5BV:トリートメントティントBlue=4:1:1 (2剤4%)
⑤赤味を抑えた暗髪シルバー
Color
新生部 I-7Si:I-5Si:トリートメントティントBlue=5:5:1(2剤6%)
既染部 I-7Si:I-5Si:I-7Gr:I-7BV:トリートメントティントBlue=10:10:2:4:1(2剤4%)
⑥青味のあるホワイトシルバー事例
Before
18Lv
レシピ
I-13Si : I-13BV :トリートメントティントClear=1 : 1 : 3(2剤2%)
※ダメージ毛で色味を吸い込みやすいため、13Lvの薄い色味をClearでさらに薄めました。
吸い込みにくい髪の場合はClearの比率を減らして色の濃さを調整するか、13Lv薬剤をを9Lvに変更してください。
ポイント
- ホワイトカラーは事前状態が18Lvは必須。(低明度の事前状態の場合はブリーチ2回以上は必要)
- ダメージ毛なので、オンカラー時の事前事後処理は必須。(カラー施術時にトリートメントKPXをあわせて使用)
- BV(ブルーバイオレット)は黄味を抑える補色目的でMix。アンダーの黄味が少ない場合は少なめに調整してください。
- 注意!ダメージの状態差があり、染まりムラが起こりやすい髪は中間~毛先を先に塗布し、根元は彩度を抑えるため、残液に7LvのSiを10~20%を足して塗布します。
⑦くすみ感のあるパープル寄りのホワイトシルバー事例
Before
18Lv ※ブリーチ2回(1回目で放置時間や塗布量を多くしてしっかりリフトアップ)
レシピ
I-9Si : I-9BV : I-9Gr :トリートメントティントClear=2 : 3 : 2 : 7(2剤2%)
ポイント
- ショートヘアならムラが起こりにくい。事前ブリーチをしっかり行えば、キレイなホワイトシルバーに
- ブリーチ1回目はブリーチ剤の塗布量を多めに強めにリフトアップ
- ブリーチ2回目はダメージを抑えるトリートメントKPXを使用
- オンカラーではベースとなるシルバー色に黄味を抑えるBV(ブルーバイオレット)とニュアンスでくすみ感を出すためにGr(グレージュ)を組み合わせ、色味:Clear=1:1になるようにMix。
- 注意!黄味が少ないベースの方は紫味が強く出ますので、BVの比率を少なめに調整してください。
インスタの紹介事例
ムーランエムーランの公式インスタでは『#イロリド』の投稿でサロンさまからいただいた事例をご紹介しています!
表面にハイライトを入れた、立体感のある透け感シルバー
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暗めでも軽やかさを感じる透明感シルバー
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シンプルなレシピで、根元から毛先まで均一な色味に
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イロリドカラーシミュレーター
事前の髪の明るさを選択して、使用するカラーを選択すると、仕上がりの髪色が確認できます。
2色を1:1でミックスした場合の色味もご覧いただけますので、色味の傾向の参考にご活用ください。
<Before:14Lvのイロリド9Lvシルバー使用の色味の目安>
<Before:16Lv・18Lvのイロリド9Lvシルバー使用の色味の目安>