【艶や色味が出しやすい暖色系】イロリド×コントロールカラーの濃厚暖色レシピ
色味がはっきりわかるように染めたい!ヘアカラーでもこういうオーダーが増えています。
しかし、アンダーの暗い髪をブリーチやライトナー無しで、彩度の高い色味に仕上げるのは実際はなかなか難しいものです。
そこでオススメなのが艶や色味が出しやすい、暖色系カラー!
日本人特有の髪の赤味と馴染み、寒色系と比較して、低明度でもしっかりした色味が表現できます。
濃厚発色イロリドにさらにコントロールカラーで色味を強調するレシピをご紹介します。
INDEX
暖色カラーは放置時間を長めに(25~30分)するのが、色味が定着するポイントです。
アンダー10Lv前後からでも色味しっかりの暖色系事例
大人かわいいストロベリーカラー
Before
9.5~10Lv ※新生部は1㎝前後
レシピ
I-13P : I-9P : トリートメントティントRed=1 : 1 : 1(2剤 4%)
ポイント
ピンクにコントロールカラーRedを加えたストロベリーカラー。
10Lvのアンダーからブリーチ無でも色味を感じる仕上がり。
落ち着いた色味でも透明感があるバイオレット
Before
10~10.5Lv ※新生部は1㎝前後
レシピ
I-13BV : I-9BV : トリートメントティントViolet=1 : 1 : 1(2剤 6%)
ポイント
13BV・2剤6%で明るさを出しながら、9BvとコントロールカラーVioletで色味を強調。
低明度でも色味を感じる透明感がある仕上がりに。
アンダー別ピンク事例
(アンダー11~14Lv)明るめピンクブラウン
Before
11~12Lv、毛先に向かって14Lv ※新生部は1㎝前後
レシピ
I-13P : I-5P=1 : 3(2剤 2%)
ポイント
カラーを繰り返して、色味は入りやすく、アンダーも明るい。
5Pに少し13Pを加えて、2剤も2%を使用することで、しっかり色味を入れました。
(アンダー10Lv前後)暗めピンクブラウン
Before
新生部2cm、既染部9~11Lv
レシピ
新生部 I-5P:I-7P =1:1(2剤4%)
既染部 I-7P単品(2剤2%)
※カラー履歴が重なりダメージが気になることと、色の濃さを重視した発色を狙って、2剤は新生部4%・既染部2%をチョイス。
ポイント
前回カラーが褪色して黄色系にかすれて傷んで見える事前状態の方。5Lv、7LvのP(ピンク)で施術して濃いピンクに。シンプルな施術でも、黄味を抑えて深みのある濃密なピンクに。
(アンダー8Lv前後)シルバーでくすませたベイクドピンク
Before
新生部3cm、既染部8Lv
レシピ
新生部 I-7P:I-9Si =3:1(2剤4%)
既染部 I-9P:I-13Si =3:1(2剤4%)
ポイント
イロリドP(ピンク)にSi(シルバー)をMixして、落ち着いたベイクドピンクカラーに。
レッド系・イエロー系・オレンジ系レシピのご紹介
イロリド×コントロールカラーで作る暖色系カラー。レッド系やイエロー系のアレンジレシピもご紹介してますので、ぜひ活用ください!