【ケアブリーチ&カラーシャンプーで】ダメージを抑えたホワイトベージュカラー
ハイトーンブリーチの黄味を抑えたホワイトベージュカラー
- 黄味を抑えたホワイトベージュに施術すること
- 髪への負担
- 黄味を抑えた色味を維持すること
など難易度の高いカラーです。
そこで、オンカラーの代わりにカラーシャンプーを使用することで、髪への負担軽減と色持ちUPができる方法をご紹介します!
ブリーチはプレックス系トリートメントを使用したケアブリーチで仕上げます。ぜひ参考にしてください!
INDEX
- ホワイトベージュカラーのキーとなるベース作り
- ブリーチで残った黄味をカラーシャンプーで整える
- その他ティントシャンプー パープル使用事例
- 【関連コンテンツ】失敗しないブリーチ施術のための基本マニュアル
ホワイトベージュカラーのキーとなるベース作り
16Lv以上のブリーチとカウンセリングが必要
ホワイトベージュに仕上げる場合、最低でも16Lv、ブリーチは2回以上必要なケースが多いです。
※ホワイトとなると18Lv以上が必要になってきます。
下記のケースでは希望する色味が難しいこともありますので、事前のカウンセリングが大切になります
- 残留色素が多く、複数回ブリーチしても色が抜けない場合
- 髪が真っ黒・健康毛・硬毛などで、複数回ブリーチしても明るくなりきらない
- ダメージなどで、ブリーチに髪が耐えられない
メンズの場合は特に、ブリーチしても黄味が残るケースが多い
事前状態10Lvから2回ブリーチを行い、ホワイトベージュに仕上げられるギリギリのベースに仕上げました。
1回のブリーチでしっかり色を抜いて、ムラなく仕上げるのが大切
ブリーチのポイントは
- ブリーチパウダーと2剤をしっかりとよく混ぜる(目安は120回ぐらい!)
- 2剤とMixしたら、薬剤を素早く塗布する
- ムラを防ぐため、塗り始めと塗り終わりの部分のタイムに10分以上ギャップがでないように塗布
- ムラをなくすためにひたひたになるくらいたっぷり塗布
- 明るくなりやす根元やネープは最後にして、他の明るくなりにくいところから塗る
- 20~30分しっかり時間を置く
2回目のブリーチの際に流しを挟むか、追いブリーチするかは、履歴やダメージの状態によりますので、お客さまの状態合わせて選択してください。
ブリーチを2回以上行うケースもあり、ケアブリーチが重要に
ブリーチを複数回行うことが多いので、ダメージには特に気をつけたいですよね。
そこで、ブリーチの事前処理にプレックス系の処理剤トリートメントを使用して、ダメージを防ぎます。
トリートメントKPXは髪内部の結合を補修する「活性ケラチン※1」「ジカルボン酸※2」「コルテックス補強成分※3」を配合。
ブリーチを行いながら、内部をしっかり補修します。
使い方
◎事前準備としてアプリケーターにトリートメントKPX 1と水を1:2の比率で混合します
◎根元の健康部は避け、その他全体にまんべんなく塗布して、やさしくコーミングやもみこみを行います
◎トリートメントKPX2は、施術の一番最後の仕上げのトリートメントと置き換えで使用します
各成分の髪への作用のイメージ図
※1加水分解ケラチン(毛髪補修成分) ※2リンゴ酸・コハク酸(全てpH調整剤) ※3ヒドロキシプロピルグルコナミド、グルコン酸ヒドロキシプロピルアンモニウム(全て毛髪補修成分)
ブリーチで残った黄味をカラーシャンプーで整える
パープルのカラーシャンプーを使ってシャンプー台でトナーをプラス
綺麗なホワイトベージュカラーに仕上げるために、ブリーチで残った黄味を抑えていく必要があります。
このとき、オンカラーの代わりに、パープルのカラーシャンプーを使用し、ダメージを抑えながら、残った黄味を抑えます。
NODIAティントシャンプーはしっかり濃く色づく濃厚カラーシャンプーです。
- シャンプー台で使用して、トナーをプラスする(2回)
結果がコチラです。くすみを感じるホワイト系カラーに近づきました。
ホームケアでパープルのカラーシャンプーを継続
黄味が強い髪の場合、中々すぐにホワイトベージュに仕上がらないこともあり、色持ちも悪くなります。
そこで、ご自宅でカラーシャンプーを継続します。
ご自宅での使用の場合、普段のシャンプーを混ぜて使用すると、淡いベースでも色むらを防いで均一に色味を入れることができます。
- カラーシャンプー:普段のシャンプー=1:1で使用
- 4日間継続
結果がコチラです。
ブリーチの黄味が落ち着いた後は、毎日使用する必要はありません。
カラーシャンプー:普段のシャンプー=1:1~3程度に薄めて、3日に1回程度使用します。
アッシュやピンクを薄く入れて楽しむことも可能
NODIAティントシャンプーはくすみ感を増すためにアッシュ、色を楽しむピンクのラインナップもあります。
アッシュやピンクを淡く入れる場合は、パープルよりももっと淡くムラなくいれることがポイントです。
- 黄味があまり出てきてないときに使用
- カラーシャンプー:普段のシャンプー=1:5まで薄めて使用
結果がコチラです。
その他ティントシャンプー パープル使用事例
ブリーチヘアにカラーシャンプーでトナーをプラスしてホワイトブロンドに
ダメージが心配な髪もオンカラーなしで色味を整えることができます!
失敗しないブリーチ施術のための基本マニュアル
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