【成功サロンさまの体験記】方法という戦術よりも先に考えなければならない事とは?
どうも、川畠です。
これから梅雨が来たり、夏休み、お盆、もっと先には年末行事。美容室にとっては売上を伸ばすチャンスがたくさんあります。
それでも、
「なかなか売上がのびない・・・」
「売上や客数に波がある・・・」
「キャンペーンをしても反応が薄い・・・」
という声も聞きます。
これらの原因ってなんでしょう?
もちろん、技術や接客のクオリティはあるという前提ですが。
ひとつ考えられるのは、『戦略がない戦術になっている』だと僕は考えています。
戦術とは「どうやってやるか?」という方法のこと。
戦略とは「何をやるか」という決断。
順番でいうと
やること(戦略)を決めて、それをどうやって実行するか(戦術)です。この順番が間違っていたり、そもそも戦略がないと、行き当たりばったりで、得てしてお客さんとの間にギャップが出てしまいます。
たとえば、
「とりあえずチラシを配ろう」
という戦術ではなく、「平日を埋めたいから白髪染め向けのチラシを作ろう」
という戦略・目的が大事なんですね。
もし、この戦略がなくてとりあえずでチラシを作れば当然、訴えることもあやふやになるし、そうなると誰にも響かない「ただのチラシ」にしかなりません。
つまり、戦略とは逆を言うと、
「やることを決める」⇒「やらないことを決める」
とも置き換えれるわけです。
「今回の戦略では〇〇の人を集めて、△△は狙わない」
こんな具合でやらないことを決めることでもあります。
ただ、
やらないことを決めるとなると、
「大丈夫かなぁ・・・」
「こわいなぁ・・・」
という不安が出てきますよね。
でも実はこのネガティブな感情が出てくることが正解なんです。
戦略って字のごとく「戦いを略すこと」です。
そのネガティブな感情こそがやらないことを決めたという意思決定の証しなのです。
なので
「何をやらない」かということを決める決断をするにはネガティブな感情を伴なう勇気が必要ですが、
今の状況に必要のないものを切り捨てることができれば、大体のことは上手くいきます。<spanその方が脳がシンプルな思考回路になるので戦術も考えやすいんです。
そして、
それができて初めて「じゃあそれをどうやって実行に移すか?」っていう戦術を考えるわけです。
たいがい、売上が伸びないとか、店販がいつも売れないとかキャンペーンがうまくいかないっていうのは戦術しか考えていないつまり、戦略がないことがほとんどです。
いろんなお客さんに来てほしいとか、いろんな商品を取りそろえたいっていう気持ちはわかりますが、大きいサロンならまだしも、僕たちのような小さいサロンでそれをやっちゃうと、お金はかかるは、体力も疲弊するは、結果が出るまでに時間がかかるはで、(もしくは結果が出ないか)メリットがあまりないんです。
だから、小さな店舗こそ
『やらないことを決めて、やるべきことに一点集中する』
という考えが大事です。
そして戦術はその後です。
あなたのサロンでムダな労力を割いていることはありませんか?
来てほしくないお客さんまで呼んでいませんか?
必要のない商品までそろえていませんか?
一度、整理してみてください。
いろんなことをシンプルにしてみるとお客さんとのギャップも少なくなりますよ。
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代表/川畠 清貴(カワバタ キヨタカ)
オープンから7年、プライベートサロンとして月売上60万円で頭打ちとなる。小規模サロンのマーケティング戦略を研究、5,000枚で20件の新規を獲得する折込みチラシなど独自の集客ノウハウを構築し、1年で月100万円を達成(2016年)。2017年はすでに月平均110万円を超え、予約の取れないサロンに。