【成功サロンさまの体験記】やりたいことがあるならまずは儲けてからやればいい
どうも、川畠です。
先日、ラインからこんな質問がありました。
「なかなかお客さんが来なくて悩んでいます。チラシを配ったり、ネット広告を出したりしていますが、ほとんど反応がありません。自分はデザインカラーが得意で、それを推していきたいのですが、なかなか・・・このままだとあと何年お店が持つかわかりません。」
という、まぁまぁ切羽詰まった状況のようでした。
すごくわかります。
なにを隠そうぼく自身も数年前は同じ状況でしたから。ほんとにここまで追いつめられると、精神的にもツラさしかない(笑)
ぼくも今だからわかりますが、ここで大事なのは
『自分のやりたいことと、お客さんが求めてることのちがい』
を理解することです。
例えば、この質問者さんの場合だと
- デザインカラーが得意
- 他のサロンにはない凝ったデザインを売りたい
- それで差別化を図りたい
という意図が読み取れますよね。
でも実際は、
- そのデザインカラーを求めて来る人が少ない
- その結果、売上があがっていない
- お店が危機的状況
ということなので、完全に一人よがりで走っているということがわかります。もちろん、この方のようにデザインカラーならデザインカラーで差別化することも悪くないとは思いますが、そもそもビジネスは売上をあげて、利益を残さなければ成り立たないわけで、それができなければ「廃業」に近づくだけです。
じゃあどうするのか?
自分のやりたいことでビジネスを成り立たせられるならまったく問題ないのですが、もし今、売上が伸び悩んでいるとか、お客さんが来ないとか、何をやってもうまくいかないとか現状を打破できていない状況なら
勇気を持って、軌道修正や方向転換していくことも今後を考えると重要です。
もちろんやりたい事があるとか、美容師としてこだわりを持つことは大事だと思いますが、なにより経営者として
- ビジネスを成り立たせること
- ビジネスを繁盛させること
が大事なわけで、自分のやりたいことに固執し過ぎて潰れてしまったら元も子もないわけです。
『やりたいことがあるならまずは繁盛させてからやれ』
これは僕がメンターから言われた言葉です。
当時のぼくも売上が悪いのに自分のこだわりに固執していて、店がつぶれる瀬戸際まで来て、ようやく勇気を出して方向転換を図って、うまくいきました。
ぼくは今、やっているようなセミナーやコンサル活動をずっとやってみたいと思っていました。(実は昔、学校の先生になりたかったので)これももし僕自身が売上を上げられていないのに講師なんてやっていたら説得力もなければ、下手したら詐欺ですよね(笑)
でも、実際に売上をあげられるようになったからずっとやりたかったこの活動もできるわけです。
やりたいことがあって、それを目標として持ち続けることはいいのですが、それをいずれするためには
『今、なにをやらないといけないのか?』
を逆算、分析することが先決です。
お客さんの集め方、売上のあげ方、リピートの仕組み、そういうマーケティング要素などを自分の経験から土台を作ることができれば、もし次に自分がやりたかったことをやろうと思ったときにスムーズに考えられます。
やっぱり『儲け方』を知ってやるのと、知らないでやるのでは大きな差が出ますよね。
もし今、目の前に行き止まりや壁を感じているなら勇気を出してハンドルを切って、目線を変えてそちらに向かってアクセルを踏むことも考えてみてください。
ぼくの場合は『グレイカラー世代をメインターゲットにする』という方向転換でした。
この話の続きはまた今度…
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ムーランエムーラン アンバサダー
abelia 京都府向日市
代表/川畠 清貴(カワバタ キヨタカ)
オープンから7年、プライベートサロンとして月売上60万円で頭打ちとなる。小規模サロンのマーケティング戦略を研究、5,000枚で20件の新規を獲得する折込みチラシなど独自の集客ノウハウを構築し、1年で月100万円を達成(2016年)。2017年はすでに月平均110万円を超え、予約の取れないサロンに。
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