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【成功サロンさまの体験記】繁盛しない美容室がやってしまいがちなこと②

こんにちは、川畠です。

全国的に暑い日が続いていますが、くれぐれも体調には気をつけてくださいね。

では、前回の続き【繁盛しない美容室がやってしまいがちなこと】その②です。

今回の話は数年前の僕のことでもあるのですが・・・美容師は若いころから時間・お金・労力をかけて必死で技術を磨いてきました。

そして

夢と希望を持って念願の独立を果たします。

「今まで磨いてきたこの技術なら絶対成功できる」

と、意気揚々と自分の城を立ち上げたものの、いつまでたってもお店は安定しない。
「なぜだ?」「いつかこの技術をわかってくれる人が来てくれるはず」

と、さらに技術を磨くために勉強の日々。でも状況は変わらない。もう何をすればいいかわからない・・・これが数年前の僕です。典型的な職人思考で、『技術が上手ければ繁盛する』と思い込んでいるということですね。

しかし

お客さんが望んでいたことは技術の上手さではなく、『いかに自分の悩みを解決してくれるのか?』ということに気づいてから状況は一変します。最低限、満足してもらえる技術力と悩みを解決する力がなによりお客さんにとっては必要だったということです。

なにも「〇〇コンテストで優勝しました!」「雑誌にも載りました!」

みたいなものは望んでないわけです。実際、ぼく自身も独立前の勤務先がフランス・パリに本店があるFCサロンで、そのパリでの技術指導の認定資格を持っていたので、それを全面に打ち出していました。

でも

結果として、それにお客さんが反応しなかったということは「へ~」っていう程度にしか思っていないわけで、そんな自己満足の栄誉なんてお客さんにとったらどうでもいいことだったんですね。

ところが

「白髪染め」をメインに打ち出した途端に反応が上がりました。

つまり

お客さんが望んでいたのは上手い技術ではなく、『自分の悩みを解決してくれる技術』だったのです。

そして、

経営者として大事なことはその悩みを解決できる技術をお客さんに『伝える技術』が必要です。どれだけ素晴らしい技術や薬剤があっても伝わらなければ価値がないわけです。

だから

経営者としてサロンを繁盛させるためには

  • お客さんが必要としている技術、モノを見極める力
  • それをちゃんと届くように伝えられる技術

これができるかできないかで今後の経営は差が出るのではないでしょうか。技術が上手いサロンはたくさんあります。

でも

その上手い技術をどう伝えるかという伝え方を勉強しているサロンはまだまだ少ない。

だから今は

技術の差というよりも伝え方の差によって繁盛する、しないの命運を分けると言ってもおおげさではないのかもしれません。「あの店よりウチの方が絶対うまいのに なんであっちは繁盛してるんだ?」もしかしたらそれは伝え方の上手さの差かもしれませんね。

P.S

次回のセミナーでは、そんな伝え方をお話しますのでぜひ足を運んでみてください。

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ムーランエムーラン アンバサダー
abelia 京都府向日市
代表/川畠 清貴(カワバタ キヨタカ)

オープンから7年、プライベートサロンとして月売上60万円で頭打ちとなる。小規模サロンのマーケティング戦略を研究、5,000枚で20件の新規を獲得する折込みチラシなど独自の集客ノウハウを構築し、1年で月100万円を達成(2016年)。2017年はすでに月平均110万円を超え、予約の取れないサロンに。
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