【真っ黒~白髪ぼかしまで!】明るくしたくない「男性の白髪染め」事例
男性の白髪染めの場合、黒く染めたい方~ぼかした感じまで染まりのご要望も様々ですが、 褪色後も髪が茶色にならないようにしたい=リフトをさせない 赤味のない色味がよい この2点が重要になってくるかと思います。 男性の白髪染めにおススメの方法として 「アルカリカラーの3Lvを使用した、真っ黒に染める白髪染め」 「アルカリカラーの5Lv+クリアで行うぼかし~ロマンスグレイ」 「髪がリフトしない!塩基性カラーNODIAを使用したグレイカラー対応」 の大きく3つの方法をご紹介します。 INDEX アルカリカラー3Lvで黒くしっかり染める アルカリカラー5Lv+クリアで薄めの黒を狙う アルカリカラー5Lv+クリアでロマンスグレイ 塩基性カラーを使った男性白髪染め 【真っ黒に染める】NODIA(ダークブラック単色)の事例 【自然な黒】NODIA(ダークブラックとクリアMix)の事例 【白髪ぼかし】白髪率50%以上・NODIA(ダークブラックとクリアをMix)のぼかし事例 【黄ばみおさえ】ペールホワイトを使用して清潔感をアップ 塩基性カラーの色落ちを防ぐための専用シャンプー アルカリカラーの3Lvで黒くしっかり染める 白髪率の高い方も黒くしっかり染めることができる、アルカリカラー3Lv。 男性対応でオススメの色味は4種類あります。 ※2剤の選択の目安・・・しっかり染めたい時は6%、2剤によって髪のベースが明るくなるのを避けたい時は2% ネイチャーディープ スピーディーカラー S-NB3 120g 700円(税込770円) 医薬部外品 低アルカリのネイチャーディープカラーシリーズの時短カラー。 ダメージを抑えながら、塗布10分+放置10分で染まる。 自然な色味の黒に近い濃いブラウン。 スピーディーカラー CB3 60g 400円(税込440円) 医薬部外品 塗布10分+放置5分で染まる時短カラー 暗く青みがある色味で赤味が無い色味を好む方にオススメ ポセ グレイカラー BC 120g 650円(税込715円) 医薬部外品 緑味を含んだ3Lvブラック 赤味を消しながら黒く染めたい方に ネイチャーディープカラーイロリド I-3N 120g 680円(税込748円) 医薬部外品 低アルカリのネイチャーディープカラーシリーズのファッションカラー 4色の中では暗さは少ない濃いブラウン(グレイカラーの4Lv相当の染まり) ※真っ黒よりも少し軽い印象に仕上がります。 ■施術情報 Before:新生部 全頭、白髪率70% 全 体:I-3N(2剤6%) 塗布後20分→コームでなじませ10分、合計30分放置 ▲上に戻る アルカリカラー5Lv+クリアで薄めの黒を狙う 白髪率が10~30%程度だと、3Lvで真っ黒に染めると、黒すぎて不自然になることがありますよね。 そこで、自然な黒を狙いたいですが、このとき淡い色味がいいからといって、7Lvなどを使うと髪がリフトして茶色っぽさ(赤味)が出てきます。 そこで5Lvを使ってクリアで薄めるという方法がおススメです。(赤味が少ない色味として、イロリドのSi(シルバー)5Lvをチョイスしました) このとき2剤は2%を使用し、リフトを最小限に抑えます。 ※3Lv+クリアでは濃すぎますので、5Lvをクリアで薄めます ※多少のリフト力はありますので、髪質などによって褪色時に若干茶色っぽくなる可能性はあります。 5LvSi:クリア=3:1の事例 ■施術情報 Before:白髪率 全体は10%程度 もみあげ部分は30% 全 体:I-5Si:トリートメントティントClear=3:1(2剤2%) ▲上に戻る アルカリカラー5Lv+クリアでロマンスグレイ 薄い黒のやり方と同じく、ファッションカラーのシルバーの5Lvをクリアで薄めますが、ロマンスグレイに仕上げたいときは、クリアの比率をぐっと多くします。 そして、赤味が出ないように2剤は必ず2%を使用してください。(7Lvや2剤6%を使うと黒髪が茶色になって赤味が出ます) また、ロマンスグレイに仕上げるには白髪率がカギになります。 白髪30%以下・・・黒髪が多いので、全体的に淡いグレイには仕上がりません。 白髪30~50%・・・黒髪が混ざった淡いグレイになります。 白髪50%以上・・・このくらいでやっとロマンス感が出てきます。白髪部分を淡いグレイっぽくしあげると上品なロマンスグレイになります。 白髪率が低い方で全体を淡いグレイに仕上げたいときはブリーチが必要になってしまいます。(ブリーチしても黄味は残りますので、淡いグレイイに仕上げるのはけっこう難しいです。) 白髪率が高い人で実現するロマンスグレイ事例 Before フロント 白髪率60~70% バック 白髪率40~50% ネープ 白髪率30~40% Color I-5Si:トリートメントティントClear=1 : 5(2剤2%) ポイント 白髪率が低い方はこのレシピで全体が明るい色にはなりません。黒毛が残ります。 染まりやすい方はもっとClearの比率を高めにしてください ベースに黄ばみがない方や、ダメージ毛で色が極端に入りやすい方は紫味が強く出ます。5シルバー+Clearに対して5Grを総量10%程度入れると紫味を避け、少しやわらか色味になります。 ▲上に戻る 塩基性カラーを使った男性白髪染め 塩基性カラーNODIAはノンジアミンタイプのトリートメントカラーです。 ジアミンアレルギーで髪を染められない方にお使いいただいてますが(※すべてのアレルギーには対応しておりません)、 男性の白髪染め対応にもオススメです! メリット 髪がまったくリフトしないため、繰り返しても髪が茶色っぽくならない 色落ちが自然で新生部となじみやすいので、白髪ぼかし対応がやりやすい デメリット アルカリカラーと比べると色持ちは劣る(専用のシャンプーで色落ちを防ぐことは可能です) ▲上に戻る 【真っ黒に染める】NODIA(ダークブラック単色)の事例 カラーベース ダークブラック単品でしっかりと染めた事例。アルカリカラー5Lv相当になります。 ダークブラックは赤味のない無彩色の濃い黒に近い色味でメンズグレイカラーにオススメです。 【施術】 カラーベース ダークブラック使用 カラーベースにサポートクリームを10:1でMix 加温20分+自然10分 白髪率80% 新生部3㎝【モデル:50代男性】 ▲上に戻る 【自然な黒】白髪率40~50%・NODIA(ダークブラックとクリアMix)の事例 真っ黒を避けたい場合はブラックをクリアで薄めて色味を作ります。ブラックをよりもダークブラックの方が色味がぶれにくくなります。 Before 白髪率40~50% カラーベース ダークブラック:クリア=1 : 3 ※サポートクリームをカラーベースの1/10Mixして使用 ▲上に戻る 【白髪ぼかし】白髪率50%以上・NODIA(ダークブラックとクリアをMix)のぼかし事例 白髪率が高い方だと、ブラックをクリアで薄めた色味で白髪ぼかしが可能です。 アルカリカラーと比べると色持ちは悪いですが、髪が明るくならずに染めることができ、徐々に色落ちするため、新生部ともなじんで、とても自然です。 【施術】 カラーベース ダークブラック:カラーベース クリア=1:3使用 カラーベースにサポートクリームを10:1でMix 加温20分+自然10分 白髪率70~80% 【モデル:60代男性】 ※ネープ部分は染めていません。 1ヶ月までの色落ちの状態 クリアの配合率 クリアの配合が多くなると、その分、色持ちも短くなりますので、仕上がりと色持ちのご希望の加減で配合率を決定してください。 ▲上に戻る 【黄ばみおさえ】ペールホワイトを使用して清潔感をアップ 紫味を含むペールホワイトを使用すると、黄ばみを抑え、清潔感のあるグレイヘアーに 白髪を染めるような色味ではなく、黄味を抑える色味です(薄いお色味なので、色持ちは長くはありません) Before バック 白髪率40~50% ネープ 白髪率30~40% カラーベース ペールホワイト ※サポートクリームをカラーベースの1/10Mixして使用 ▲上に戻る 塩基性カラーの色落ちを防ぐための専用シャンプー NODIAで染めた色味を長く保つための専用シャンプー「NODIA カラーキープシャンプー」 NODIA カラーキープシャンプーは、ノニオン(=non ion)洗浄成分を中心に配合することにより、イオン結合で髪に吸着した塩基性染料への影響を抑え、色持ちを高めます。 [nlink url="https://www.m-moulin.co.jp/member/lineup/hair-scalp-care/nodia-cks/"] ▲上に戻る